Cromite開発が事実上停止へ? 開発者「プロジェクトは終了していないが、リリースは一時停止」

結論

Cromiteは「死んだ」わけではない。ただし、現時点ではリリースが一時停止中で、従来どおりの更新は行われていない。

開発者の説明

uazo氏は、ブラウザのようなセキュリティ上重要なソフトウェアを、手動テスト中心の不安定な体制で出し続けるのは責任あるやり方ではないと説明した。現在は、自動テストやビルド基盤の見直しを優先しているという。

また、フィンガープリンティング対策を実機で繰り返し検証するための仕組みも模索しており、BrowserStackを使った実験レポートもその一環として挙げている。

ユーザーの反応

GitHubのIssueでは、Android 12以前でのクラッシュ、拡張機能ポップアップの不具合、JavaScript JITの無効化などに不満が集まった。Chromium本家への追従が止まっていることも、乗り換えを考える理由として大きい。

乗り換え候補

現状でChromium系のAndroidブラウザを探すなら、Titanium Browser(旧 Helium android)に目を向ける動きも出ている。まだ発展途上ではあるものの、Cromiteの再開を待つあいだの候補としては十分検討価値がありそうだ。

つまり、Cromiteは終了ではないが、しばらくは「待つ」か「別のブラウザへ移る」かを考える局面に入ったと言えそうだ。