未公開だった訴訟文書が明らかに Spotify が原因で Anna’s Archive のドメインが停止された
要約
Spotify と複数の大手レコード会社(UMG、SONY、Warner など)が、Anna’s Archive の運営者を相手取り法的措置を取り、.orgと.seドメインを停止させたことが明らかになりました。これは、Anna’s Archive が Spotify のデータを大量にスクレイピングし公開しようとしていたことを受けた動きです。
Anna’s Archive はSpotify の楽曲データ(約256百万トラック分のメタデータ、86百万曲分の音源)をスクレイピングして大量に蓄積・公開する計画を発表しました。この動きを受けて Spotify と複数の大手レコード会社が、著作権侵害や契約違反、コンピュータ不正アクセスなどを理由に米国裁判所に訴状を提出しました。提出は 非公開で行われ、差し止め命令(TRO)も申請されたため、Anna’s Archive 側が事前に対応できないようになっていました。裁判所は 1月2日に「差止命令」を認め、Anna’s Archive が使用するドメイン名やホスティングに対して措置を取るよう命じたことが示されています。この結果として、.org ドメイン(annas-archive.org)が Public Interest Registry によって停止され、さらに .SE ドメインも停止されました。以前、Anna’s Archive 側はこのドメイン停止について「Spotify 関係ない」と主張していましたが(自サイトや Reddit で) 未公開訴訟文書ではこれが直接関連していたことが裏付けられました。他のドメイン(たとえば .LI や .PM など)はまだ稼働中です。また、Spotify 由来データの配布ページは「Unavailable until further notice(しばらく利用不可)」と表示されるなど、法的圧力の影響が見られます。